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交通事故を起こした時、真っ先にすべきことは?私の体験談

by admin on 2015年4月27日

自転車をはねてしまったその瞬間

免許を取って間もないころ、若者が乗った自転車をはねたことがあります。雨の日の夕方、国道が交わる比較的大きな交差点で右折しようとした私は、横断歩道を走ってきた自転車を車の前部ではねてしまい、ドーンという音、そして衝撃とともに、自転車は5メートルほど飛びはねて行きました。若者は道路にうずくまっています。「やってしまった!どうしよう・・・もしかしてこれで自分の人生は終わりかもしれない・・・」私はフリーズしてしまい、しばらく呆然としていました。図らずもはねた直後私が案じたのは、若者のことではなく、自分のことだったのです。今から思えば、実際はわずか数秒だったのでしょうが、ずいぶん時間がたったように感じ、体中から油汗が噴き出していました・・・

我に返りなすべきことを

ようやく我に返って前を見ると、若者はうずくまったままで、足をおさえて痛い、痛いとうなっています。しかし一見出血している様子もなく、どうやら命にかかわる大ケガではない様子で、ここでもまだ私は「あぁ、良かった!とりあえず自分は『殺人者』にならなくてすみそうだ」と、自分のことだけを考えています。少しだけ安心した私は、「大丈夫ですか?どこか痛いんですか?」と恐る恐る声をかけると、若者は足のすねに車のバンパーが当たった、と言います。この時初めて私は「早く病院へ行かなければ」と、若者のことを案じたのですが、もちろん、動揺はまだ収まっていません。救急車を呼んだほうが良いだろうか、それとも近くの救急病院に自分の車で連れて行ったほうが早いだろうかと判断しかねていた時、若者が、足が痛いので車で連れて行ってほしいと言ったため、私はすぐさま慎重に車に乗せて病院へ向かいました。

不幸中の幸い、そして安堵

若者が診察を受けている間、私はいてもたってもいられません・・・「若者の足の状態はどうだろうか・・・まさか身障者になってしまうのではないか・・・そうなると自分は一生介護し続けなければならないのか」と、この場に及んで、また自分のことを心配しています・・・そして30分ほどたったでしょうか、診察室のドアが開き、若者が歩いて出てきました。私は、固唾をのんで若者の言葉を待ちました。若者は「打撲だそうで、1週間ほどで治るそうです」と言い、不幸中の幸いとはこのことで、私は体から力が抜け、初めて「すみませんでした」と謝りました。この事故は示談となって自転車の弁償費用を含め10万円の慰謝料という結果に落ち着き、初めて安堵したのでした。事故を起こした時、真っ先に行うべきことは何か、教習所で習ったことを覚えているでしょうか?言うまでもなくケガ人の救命・救護措置で、私も理屈では分かっていたつもりですが、初めて体験すると、多くの方がこのようになるのではないでしょうか?事故の瞬間は自分のことを案じてしまうのも仕方がないかもしれませんが、一刻も早く救命措置を実行することを肝に銘じつつ安全運転を心がけたいと思うのです。

自動車をはじめバイクや自転車など便利な乗り物は多いですが、交通事故のリスクは常に伴います。万が一、交通事故をしてしまって金銭面の折り合いが付かない場合には交通事故の弁護士に依頼してしまって円満な解決を依頼するのがベストです。

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